バフェットの唯一無二のパートナーとして「バークシャー・ハザウェイ」を支えてきた伝説の投資家「チャーリー·マンガー」は、2023年の11月28日、2024年1月1日100歳の誕生日を待つことなくこの世を去りました。
でも、彼の残した結果と言葉は、絶対に忘れたくないので、私なりの理解と表現で記録を残します。
「投資」とは、バカでないと証明されるまでバカみたいに待つこと
The big money is not in the buying and selling but in the waiting.
大きな利益は買いと売りにあるのではなく、待つことにある。
頻繁に買ったり売ったりする人は結局大きな利益を上げられないことは歴史とデータでも証明されています。
適正価格で購入できるチャンスが巡ってくるまでただただ待つこと、複利効果を妨げないこと、ただそれだけでリスクを排除しながら大きな利益を積み上げていけます。
「愚かな行動」をしないための準備をしよう！
私はどこで死ぬのかを知りたい。
そこへ行かなければいいからです。
愚かさを避けることは、輝かしいことを追い求めるよりも簡単です。
リスクコントロールを万全に行うことが、結局、成功の最短距離になるということだと思います。
成功はマーケットが与えてくれるもの、失敗は驕りや怠慢を避けることによって自分の力で排除できます。
これは、様々なビジネスをマーケターとして分析してきた経験からも確信をしています。
学び続けよう！
特に賢いわけでもない
特に勤勉でもない人々が
人生で成功するのを常にみてきた。
彼らに共通するのは学習熱心なことだった。
学習を長年積み重ねると素晴らしい結果を産む
「チャーリー·マンガー」は、何も知らない企業に関する年次報告書を最低1冊は読んでから就寝する事を続けていたそうです。
知識や経験にも複利効果は作用します。
毎日、知識のデータベースを増やし続け、多様なビジネスモデル、CEO（経営者のスキルやビジョン）、業界、市場動向のデータベースが構築され、新しい投資チャンスを見つけられるようになったそうです。
私がこれほど経済的に成功できた理由のひとつは、
６歳の頃からずっと本を読み続けてきたからです。
本を読まずに賢くなる方法を私は知りません。
読書をして偉大な歴史上の人物から学ぶことが有効であることは誰でも認める効果的な投資方法。
知識への投資は、複利効果も配当を生み出す効果もあると思います。
その時は小さなことだったかもしれないが、積み重ねることで点が線でつながった時、足し算を超えた大きなパワーを生み出し、定期的に嬉しいプレゼント（配当）も届く点でも投資と同じ。
もちろん、知識は道具。ただ持っていても意味はなく、正しく使う練習を積み重ねることも大切です。
彼の言葉や行動（歴史）から学ばない理由はありません。
単純なゲームをそのまま楽しもう！
投資とは、素晴らしい企業を見つけてそのまま持ち続けることだ。
素晴らしビジネスをみつけ、適正価格で購入することができたなら、高い確率で複利効果を生んでくれます。
それ以上、余計なことをして、無駄な損失やコストを生む必要がないのです。
ビジネスや化学の場面でよく機能する2つの重要な法則がある。
１）シンプルで基本的なアイデアを見つける
２）そのアイデアを真剣に取り組むこと