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米国株に投資する理由
単純に市場が成長するためのシステムがあり、実際成長し続けているからです。
SP500やオルカンなどのindex投資であっても、市場が成長していれば株価も連動して上昇していきます。
30年横ばいの日本市場に投資するよりも、右肩上がりの成長市場であり、世界で唯一多様なイノベーションが生まれるエコシステムを持った米国に投資する方が有利であることは経済の原則から考えても明らかです。
また、経済成長していない、物価の安い日本に拠点をおきながら、大きく経済成長をしている米国市場に投資することは、インフレや物価上昇のデメリットを受けずに、経済成長のメリットだけを享受できるといういいとことどりができます。
アメリカが「特別」と言える3つの根拠
アメリカ市場が他の国と比べていかに強いかは、過去10年間のS&P500のリターンを世界市場と比較すれば明らかです。
参考 | 上昇率 | |
---|---|---|
米国市場 | S&P500(SPY) | +232% |
世界市場 | SPDR Portfolio MSCI Global Stock Market ETF(SPGM) | +144.59% |
ヨーロッパ市場 | SPDR EURO Stoxx 50 ETF(FEZ) | +90.87% |
日本市場 | iShares MSCI Japan ETF(EWJ) | +68.46% |
アメリカは歴史的に見ても、多様性のある経済、安定したGDP成長、膨大な消費者層、革新産業で他国を圧倒するポジションを築いていています。
日本にいると実感ができないのですが、米国、特にシリコンバレーなどに行ってみると、文化や経済成長の違いを明確に肌でも感じることができます。
強力な経済基盤で右肩上がりで成長中
アメリカは1980年以降、GDP成長率でも、個人消費支出でもキレイな右肩上がりで伸びています。
アメリカ企業が世界を支配している
世界時価総額でトップを走る企業をみると、上位10銘柄だけを見ても、ほとんどがアメリカ企業(アップル、エヌビディア、マイクロソフト、アマゾンなど)です。
アップル、エヌビディア、マイクロソフト、アマゾンという名だたる企業の10年間の株価成長率を考えてみれば、米国がテクノロジー分野を牽引するリーダーであることは明白で、これが企業の収益と株価の高騰を支えています。
世界経済を引っ張る起業のほとんどがアメリカで生まれている事実がすでにあり、その勢いが増えることはあっても、すぐに減速していく可能性はとての考えにくいです。
世界中からお金が集まる資本市場の流動性の高い
米ドルは「世界の基軸通貨」であるという揺るぎないポジション(信頼)を持っていて、国際貿易や投資において主要な決済通貨として広く使用されています。
世界貿易の半数以上がドル建てで行われていたり、S&P500は世界で最も流動性が高く透明性の高い株式市場の1つであるなど、米国には世界中から投資資金が集まるので、資産の流動性が高く、有利な取引の選択肢が豊富です。
更に、アメリカ市場には投資文化が根付いており、強固な規制フレームワークで投資家の信頼と市場の健全性を保証していますので、投資家は安心して資金を投入することができています。
米国株式市場の営業時間
米国株の取引市場は以下の時間で開きます。
「指値」注文は、日本の日中時間でもできますが、確実に約定させたい場合や取引数の少ないオプション戦略などで確実に約定させたい場合は、株式市場がオープンしている間に取引する必要があります。
- 現地時間では9:30~16:00
- 米国夏時間22:30~翌5:00 JST
- 米国冬時間23:30~翌6:00 JST
株式における「指値注文」と「逆指値注文」
株式市場がオープンしている時間以外に取引したい場合は、指値または逆指値注文ができますので、夜中に起きていて取引をしなくても日本時間の翌朝約定を確認することもできます。
「指値注文」:「〇〇円以下で買う」「〇〇円以上で売る」
指定の価格以下で買いたい場合、指定の価格以上で売りたい場合に行う注文方法
「逆指値注文」「〇〇円以上になったら買う」 「〇〇円以下になったら売る」
指定の価格以上で買いたい場合、指定の価格以下で売りたい場合の注文方法