FXトレード 投資の基本

FXトレードの基本

FXにおける「買い」と「売り」

FXトレードにおいて「買い」とは、レートが上がることを予測して買いポジションを保有することです。

FXトレードにおいて「売り」とは、レートが下がることを予測し、売りポジションを保有することです。

FXの逆指値注文と指値注文

「売り」でも「買い」でもポジションが持てるFXでの指値と逆指値についても整理しておきましょう。

指値注文: 指定価格よりも価格が下がったら買う、 価格が上がったら売る

逆指値注文:指定価格よりも価格が上がったら買う、価格が下がったら売る

取引の多い時間帯

FXトレードは取引が多い時間帯で行う方が、利幅が大きくなりやすく、スプレッドも小さくなります。

世界中のトレーダーが24時間参入してくるFXトレードですが、日本時間で整理すると以下のようなピークがあります。

東京市場:8:00-17:00 JST 

東京時間のピークは8時~10時

仲値(なかね)」が発表される9時55分前後は、値動きが活発になりますが、その後は落ち着き値動きは小さいことが特徴。

日本・中国・豪州・シンガポールなどのアジア投資家が取引に参加し、円を含む通貨ペアの取引が活発なのですが、特に、「ドルが買われやすく円安ドル高になりやすい」傾向もあります。

特に「ゴトウ日」と呼ばれる5日、10日、15日、20日、25日、30日は、海外の取引先にドルで支払いを行う日本企業が多く、海外への支払いのためにドルが多く買われやすいとも言われています。

ロンドン市場:(15:00)17:00-2:00 JST 

ヨーロッパ勢が取引に参加するのは日本時間の15:00ごろから。

16時~19時が特に活発(アーリーロンドン)で、世界最大の外国為替市場(世界全体の4割の取引量)と言われています。

ユーロやポンドを含む通貨ペアが活発に動きますが、19:00を過ぎるとトレーダーが昼休みに入り値動きが落ちつく傾向があります。

東京と強弱が逆転しやすいため、東京時間でポジションを持っていた場合は、15:00ごろからのチャートには目を離さない方がいいかもしれません。

ニューヨーク市場:21:00-6:00 JST 

世界の基軸通貨米ドルを含む動きが大きく、世界中の投資家が参加しますが、ロンドン市場と重なる時間である21:00-2:00が最も活発です。

*通貨オプション権利行使の期限時刻である「23時」と、ロンドン市場の仲値が決まる「24時」は更に取引が活発になり、相場が変動しやすい傾向もあるのでポジションを持っている場合は要注意です。

-FXトレード, 投資の基本